ご案内をいただきましたので転載します。
生活保護問題対策全国会議など15団体は、本年9月13日、厚生労働省に以下の要望書を提出し、記者会見をしました。
生活保護問題対策全国会議 -厚労省に「2025年度の生活保護基準額改定にあたって大幅な増額と夏季加算創設等を求める要望書」を提出しました。
生活保護を受けているのに、生活苦による自殺が年 118件 猛暑、物価高……追い詰められる利用者たち | 生活ニュースコモンズ
年末に向けて予算編成が本格化する今、11月12日午後、改めて、添付の「2025年度の生活保護基準額改定にあたり物価高騰をふまえた大幅な引き上げを求める要望書」を厚生労働省に提出のうえ、記者会見をしたいと考えています。※要望書の内容は微修正の可能性があります。
9月13日付け要望書との変更点は以下のとおりです。
- 要望から夏季加算創設等を削除し、来年度保護基準引上げに絞った。
- 社会保障生計調査(生活保護世帯の家計調査)を基に生活扶助に相当する支出の物価上昇率を試算(高木健康弁護士)し、単身世帯13%、複数世帯12.6%の引上げを求めた。
- 2012年以降の日本、ドイツ、韓国の保護費の推移を折れ線グラフ化し、追い抜かされていく様子を視覚化した。
改めて賛同団体を募りますので、賛同いただける団体は、11月9日(土)までにML又はDMでご連絡ください。
なお、9月13日付け要望書と同旨なので、同要望書に賛同いただいた団体は、特にご異論がない限り、そのまま掲載することを考えています。ご異論のある団体はご連絡いただけますよう、お願い致します。また、12月4日には、以下の次第で院内集会を開催したいと考えています。
チラシができれば、改めてご案内しますが、参加者、発言者を大募集します。集会で発言希望(自薦他薦)の方は、属性と発言概要をDMでご連絡ください。
※発言者多数の場合、ご発言いただけない場合があります。その節はご容赦ください。
予算編成直前・緊急院内集会
物価高で暮らせないぞ!
下げるな!上げろ!生活保護基準
~ガラパゴス化する日本の生存最低ライン(仮)
この間、生活保護基準は引下げられ続け、その違法性を問う「いのちのとりで裁判」では19勝14敗と原告側勝訴があいついでいます。特異な物価高が続く中、生活保護利用者の「生活苦」による自殺が2022年86人から2023年118人へと急増しています。
ドイツや韓国は保護基準を大きく引き上げているのに、国は、来年度、都市部の高齢者を中心にさらに基準を下げようとしています。日本は、どこまで情けない国に成り下がるのでしょうか?
「物価高にあわせて基準を上げろ!」の声を政治家に届けたいと思います。ぜひご参集ください!
日時:2024年12月4日(水)12時~14時30分
場所:参議院議員会館講堂
事前登録不要・入場無料
※11時30分から会館入り口で通行証を配布します(定員先着190人)。
進行:雨宮処凛(作家・活動家)、稲葉剛(つくろい東京ファンド)