「地域で何ができるのか〜ケアの視点からみる『罪』と『障害』〜」が開催されます

ご案内をいただきましたので転載します


「罪」を犯した人。
「障害」のある人。
そういう人たちは、自分たちとは異なる世界にいて、自分とは関係がない。
そう思っている方は多いのではないでしょうか。
私たちは、そのようにして「罪」や「障害」などを異質なものとして避けてしまいがちです。
しかし、「罪」や「障害」は決して他人事ではありません。
誰しもが「罪」を犯したり、「障害」のある状態になりえます。
そんな時に排除されずに、誰もが一緒に暮らしていく地域をつくっていくことはできないでしょうか。
本セミナーは、そんなことを考えるきっかけとなるべく企画しました。
講師には、障害、貧困、差別といった逆境の中にある個人の経験や、ケアを軸としたコミュニティの形成を研究対象とされている村上靖彦さん(大阪大学人間科学研究科教授)をお招きします。
刑務所や地域、さまざまな現場から見えてくることを、ケアの視点から語っていただきます。
ぜひ、お気軽にご参加ください!


日時:2026年1月12日(月・祝) 14:30〜16:30
講師:村上 靖彦さん(大阪大学人間科学研究科教授)
開催方法:現地とオンラインのハイブリッド
会場:シアター1010 ギャラリーA(東京都足立区千住3-92千住ミルディスⅠ番館11F)
参加費:無料
主催:あだち社会福祉士会、あだちTSネット
申込み:https://adachi-2026.peatix.com/


■講師プロフィール
1970年東京生まれ。
大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員。
専門は哲学および現象学的な質的研究。
著書に『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)、『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)、『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう“子どもたちの孤立』(朝日選書)、『すき間の哲学 世界から存在しないことにされた人たちを掬う』(ミネルヴァ書房)、『鍵をあけはなつ 介護・福祉における自由の実験』(中央法規出版)、『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(KADOKAWA)など多数。


 

 

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