2023年度・司法福祉公開講座が開催されます

ご案内をいただきましたので転載します。


2023年度・司法福祉公開講座
「推し活」が犯罪を招くときー何が彼女をそうさせた?~「女子」による「犯罪」をジェンダー視点から考える~

東京社会福祉士会司法福祉委員会では、福祉的支援を必要とする罪に問われた人々を被疑者・被告人の段階から支援する事業に取り組んでいます。その一環として、支援を必要としながら支援につながらず、結果的に加害者となってしまう人々の支援を広く知っていただくための公開講座を開催しています。
第 8 回目となる 2023 年度の公開講座は、ジェンダーに関わる問題が支援に与えている影響と、支援の困難さを生み出す要因を考える企画です。新型コロナ 5 類移行に伴い、4年ぶりに対面会場の定員を広げて、対面とオンラインでのハイブリッド開催としました。どうぞふるってご参加ください。


テーマ:
「ホスト」や「メン地下(メンズ地下アイドル)」など、女性が男性の性的魅力を消費する「推し活」ビジネスが拡大しています。「推し活」につぎ込む資金を得るために犯罪に加担したり、疑似恋愛の破綻
から自傷や他害に及んだりする事件も起きています。事件を起こした女性の支援では、女性の搾取と加害の関係を「ジェンダーが犯罪に与える影響」に注目して読み解くジェンダー視点が求められます。
本講座では、加害をしてしまった「彼女たちの困難」と支援する「私たちの困難」を対話で結びながら、被害と加害が交錯する女性の支援に求められるジェンダー視点とは何かを考えます。


日 時:2024年3月24日(日)午後1時より4時30分
会 場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)伊吹の間 (東京都千代田区九段北 4 丁目 2−25)

登壇者:(敬称略)
話題提供・コーディネーター
東京社会福祉士会司法福祉委員会 松原 弘子

司法的課題解決の立場から
特定非営利活動法人風テラス 弁護士 三上 早紀

回復者の立場から
A さん

福祉的課題解決の立場から
母子生活支援施設ポルテあすなろ ソーシャルワーカー 橋本久美子

総括コメンテーター
千葉大学法科大学院 後藤 弘子


主 催:公益社団法人 東京社会福祉士会 司法福祉委員会(豊島区南大塚 3-43-11 福祉財団ビル5階)
協 力:宮城県社会福祉士会司法福祉委員会、宮城学院女子大学 人文社会科学研究所

受講料:①一般 2,000 円、②道府県社会福祉士会の会員・保護司 1,500 円、
③東京社会福祉士会の会員 1,000 円 ④学生及び教員 無料

定 員:会場参加は先着80名まで。オンライン録画の後日配信はありません。

問合先:東京社会福祉士会:司法福祉委員会 事務連絡先(早稲田すぱいく)
TEL.03-6907-0511 E-mail:office@waseda-spike.jp

お申込み方法:イベント情報サイト「こくちーず」からお申し込みください。
会場参加とオンラインで申込画面が異なります。


会場参加
https://www.kokuchpro.com/event/514526d1b6a88831213d93dbc0d994cf/

オンライン参加
https://www.kokuchpro.com/event/93bfb6ed9c9ce86a40825135d2a2ae92/

このシンポジウムは文部科学省科学研究費 18K13001「触法女性障害者の支援に置いて連携する社会福祉士と弁護士のジェンダー観に関する研究」の助成を受けて実施しています。


 

 

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