ご案内をいただきましたので転載します。
日時:2025年9月6日(土) 14:00~17:00(受付13:30)
会場:台東一丁目区民館 2階 第1集会室(台東区台東1-25-5)
地下鉄日比谷線秋葉原駅から徒歩7分 南めぐりん6番台東地区センター停留所から徒歩4分
オンライン (Zoom):ミーティング ID: 848 6019 4406
パスコード:799006
開催趣旨:2008年、住宅会議は「若者たちに「住まい」を!」を著し、格差社会に生きる若者の住宅問題を多面的に捉え、世に問うた。そこから約15年が経過して、変わったところもあれば、変わらないところもある。変わったところで言えば、世帯を対象としていた公営住宅は同居親族要件が削除され、少ないながらも 若者の単身入居が可能となったり、緊急措置として実 施された住宅手当が住居確保給付金となって恒常的な制度となったり、改正住宅セーフティネット法の2度の改正がなされたりした。あるいは、児童養護施設等の出身者に対して、アフターケアも制度化されるようになった。ただし総じて、若者の住宅問題が解決したとは考え難い。こども家庭庁が発足し、「子ども・ 若者の権利」がこれまで以上に言われるようになったが、居住権・居住保障はそこに含まれているだろうか。
そこで2025年サマーセミナーについては、困難を抱える若者の住宅問題をテーマとする。本セミナーを通じて、現在を生きる若者の住宅問題について理解するとともに、当事者層と考えられる若い世代、およびその実態解明・解決を目指す研究者や実践家に対して、住宅会議へのコミットを呼び掛け、もって若者の住宅問題に関する世論提起・政策的改善を行いたい。
プログラム:
13:30 受付開始
14:00 開会
開会あいさつ
コーディネーター: 小田川華子(公益社団法人 ユニバーサル志縁センター/東京都立大学)
【報告1】 若者の自立と住まいの保障………………………川田菜穂子(大分大学)
【報告2】 若者支援としての居住支援の実際と課題 一若者支援団体への実態調査から…………………岡部茜(大谷大学)
【報告3】 親や身近な大人を頼れない若者への「居・職・住」の支援…………………久保菜緒(特定非営利活動法人サンカクシャ)
【報告4】困難を抱える若者たちの住まいの課題とニーズ 一社会的養護経験者の声を聴く…………………山本昌子(任意団体ACHAプロジェクト/
*敬称略。タイトルは仮題であり、変更の可能性
パネルDC+全体討論
閉会あいさつ
17:00 閉会