小さな子どもがいる時のお部屋探しで気を付けたいこと【第2回】

こんにちは!今回は「小さな子どもがいる時のお部屋探し」の第2回目として、子育て世帯が利用できる家賃補助制度や特定優良賃貸住宅、UR賃貸住宅について詳しくご紹介します。これらの制度を活用することで、経済的な負担を軽減しながら、安心して子育てができる住環境を整えられます。

【第1回】の内容はこちらからご覧になれます。


家賃補助制度の利用

子育て世帯向けの家賃補助制度は、各自治体が提供していることが多く、家賃の一部を補助してくれるため、経済的な負担を軽減できます。以下のような制度があります。

特定優良賃貸住宅

特定優良賃貸住宅は、国や自治体が家賃補助を行う住宅で、ファミリー世帯の家賃負担を軽減することを目的としています。例えば、神奈川県横浜市では世帯月収が一定以下の子育て世帯に対し、月額最大4万円の家賃補助が最長6年間受けられます。

特定優良賃貸住宅に住む場合、契約家賃から助成額を差し引いた額を支払うことになりますが、敷金や管理費などは助成の対象外となることが多いです。住みたいエリアに特定優良賃貸住宅があるかどうかは、自治体のホームページで確認しましょう。

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅は、都市再生機構が管理する賃貸住宅で、礼金や仲介手数料、保証人、更新料が不要という特徴があります。さらに、子育て世帯向けの家賃割引制度として「そのママ割」や「子育て割」があります。

  • そのママ割18歳未満の子どもを育てている世帯が対象で、3年間の定期借家契約を条件に、3年間は通常の家賃より1万~2万円程度安く住むことができます。
  • 子育て割新婚夫婦や18歳未満の子どもがいる世帯が対象で、世帯の合計所得が一定以下であることを条件に、家賃が減額される割引制度です。

これらの制度は対象物件が限られているため、該当する物件が住みたいエリアにあるかどうかを調べてみると良いでしょう。

まとめ

今回のブログでは、子育て世帯が利用できる家賃補助制度について詳しく解説しました。これらの制度を上手に活用することで、経済的な負担を軽減しながら、安心して子育てができる住環境を整えることができます。次回も引き続き、子育て世帯に役立つ情報をお届けしますので、ぜひご覧ください。

それでは、また次回お会いしましょう。


 

 

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